時間は命 その弐

以前にも 同じタイトルで 書き込んだが

 

「生きている」事は 「時間を消費している」事に 他ならず

「命」は 時間そのものだと 思っている

人生限りがあり

幾ら 楽しい事 辛い事 嬉しい事 やるせない事 が おきようと

限りがあるので 永遠では無く

でも 限りある「自分の時間」の中で

出来る限り 「自分の出来る事」は やり切って 人生過ごしたいと思っている

「限り」は 紛れもなくあって

「時間」は 区切られていて

歳を重ねる毎に 「生きている」のでは無くて

「生かされている」思いが強くなっている

年老いた 戯言かも知れないが

20代の頃には 「あれも出来る」「これも出来る」と 思っていたことが

「これしか出来ない」「これを やり続けるしかない」 そういう思いに変化している

「形」「造形物」も 永遠では無く

わしは 今 何をしているかと言うと

「たまたま 巡り合った人と 職人と 一緒に 『その人にとっての最高の物を造る』」

ただ その一点にのみ 集中していて

限られた時間と 巡り合わせの中で いつかは「崩れ行く『造形物』」を

コツコツ コツコツ 愉快な仲間達と 巡り合った施主さんと 造り上げて行く事のみで

作業は単純な事なのだけれども

『想い』や『習慣』を 次世代に繋げる為に

「嘘をつかない仕事をする」「駄目だと分かっている事は しない」こんな簡単な事を

毎日毎日 積み重ねているのだと思う

限られた時間の中で わしは わしの出来る事を 最大限発揮したいので

決めている事が 幾つかあり

 

①秋穂の事務所から 車で30分以上の距離の 現場は持たない

(周南や小野田の依頼は お断りする)

 

②見積りに手間をかけない

(金額の明示を 初期に必ず行う)

 

③営業活動は しない

(無理に『縁の無い』人との 請負契約を結ばない)

 

④民間工事のみで 工務店経営する

(「相見積もり」が必須の公共工事は しない)

(仕事の内容に 着目してくれない「値段のみ」の仕事はしない)

 

まだまだ色々あるのだけど 主要な所は こんな所か・・・・

①~④の それに至るまでの経過や 理由は

また詳しく書き込む事も あろうけど

「限られた時間」の中で 自分と言う者を

最大限生かす為には ①~④は わしの流儀の必須項目で

「わしが わしの限られた人生の中で 自分の能力を発揮する」のは

「わしの仕事」で

「各職人が 自分の持てる能力を発揮する(嘘を付く仕事はしない)」のは

棟梁衆(大工衆)を初めとする 各職人に求めている「職人の仕事」で

 

長くは無い この人生を 各々が 全うして欲しいと 願っているのだよ

わしらあが 造り上げている「流儀」は

必ず受け継がれて行くと願いながら

コツコツ コツコツ 積み重ねて行く

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「寂禅の家」

模型提出 相変わらず喜んでもらえて 自分自身 嬉しい限りである

8月着工に向けて じわっと 進んで行く

 

「春光の家」

上棟終了 担当は吉松棟梁 応援は田村棟梁 にてコツコツ中

 

「豊穣の家」

内装工事中 今週には クロス工事終了し 器具付けから建具取付 最終 仕上げ掃除へ

ホームページにも アップしたが 7/4(土)&7/5(日) 完全予約制見学会開催

現在 内覧予定 6組

正式な折込広告は 再来週には 入って行く

 

「合歓の家」

先週 地鎮祭終了 確認申請から 着工へ

梅雨明け 上棟予定にて 準備中

担当は 田村棟梁

 

「海人の家」

来週上棟 ここまで長かったけど とうとう その日を迎える

担当は 井上棟梁

 

「再会の家」

小江棟梁コツコツ中 今週から 清水大工が応援に入り

6月一杯での 大工工事終了の予定

「あなたの見学会」は 8月予定(日時は まだ 未定)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日々 様々な事が おき

日々 様々な事が 変化して行く

 

わしは きっと「想い」「流儀」を 繋ぐ為に 生きているのだと思う

 

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次